二郎の日記

スキー&スノーボード2004-2005

余命いくばくも無い方への禁煙や断酒の勧め方に対する所感

 喫煙や飲酒は成人であれば、法律で認められている行為ですが、大麻や覚せい剤は違法行為とされています。

 合法と違法の線引きは、文化的背景と、社会の寛容度により決定されています。事実、アメリカでは禁酒法時代があったことは有名ですし、現在でも大麻を合法としている国もあります。

 一方で、肝機能障害が顕著であれば、医師から飲酒は禁止されますし、肺がんや心臓病の場合は、医師から喫煙は禁止されます。

 この場合、医師の指導は、法的拘束力は無いものの、殆どの方が、その指導に従うようです。医師の指導に従うと云うことも、一種の文化です。

 命を大切にするという基準で考えたとき、法律の線引きは、ある意味根拠が薄弱で、医師の指導のほうが、説得力があります。

 しかし、肺癌で医師から禁止されている喫煙をしたとしても、法で罰せられることはありませんし、肝臓癌で飲酒したとしても、法で罰せられることはありません。

 それでも、大多数の方が医師の指導に従うのです。それは、少しでも長く生きたいとの、生物の本能を動機とした行為ではないでしょうか?

 病気の症状が、医師の指導を守らせなくしている場合対応については、上述のことを考慮した上で、周囲の方は対応を考えられるのではないでしょうか?

 病気の症状が、本人の判断を誤らせていると仮定すると、この周囲の方の対応が、本人の判断を正しい方向へ修正することを可能とする、対処方法の一つであると、私は思います。

 煙草が好きで、気付いたときには余命いくばくも無い肺癌になっていたとします。そして、本人は、もう生き延びる望みは無いのだから、喫煙は止めないと宣言したとしたら、周囲の方はどう対応するのが正しいのでしょうか?

 私は、正しい対処方法など無いと思います。

 肺癌で喫煙を続ければ、呼吸困難となり、苦しみが増加するのは明らかです。それでも、本人の意思で喫煙を続けたとしたら、禁煙施設に閉じ込めない限り、日本では喫煙を法的に止めることが出来ないのです。

 この様な場合、私なら医師の指導に従い、禁煙するように勧めます。そして、それが、私が出来ることの限界です。

 それでも、喫煙することを優先し、退院されようものなら、禁煙施設に閉じ込めることも出来ないのですから、...。

 飲酒だって同様だと思います。

 肝臓癌で余命いくばくも無いと判っていたとしても、医師の指導に従い、禁酒して少しでも長く生きることを目指すのが、生命の本能に従った行為でも有り、文化的にも、日本では正しいとされる行為だと思うのです。

 それが、アルコール依存症の症状である、否認や、離脱症状の恐怖から、医師の指導に従わず飲酒を続けている方が身近にいれば、私なら、禁酒することを勧め、飲酒の害や、アルコール依存症と病気に対する情報を提供し、さらに断酒を勧めると思います。

 そして、それが、私が出来ることの限界です。

 それでも、飲酒することを優先し、退院されようものなら、法的に飲酒を禁止することは出来ないのですから、...。

 この禁煙を勧める行為や、断酒を勧める行為。どこまで踏み込んで実施するのかは、対応者の個性に大きく依存する問題であり、また、それを受ける側の個性を尊重して、対応方法を見極める必要がある事項だと、私は思います。

 その意味で、くろさんは多くの経験を積まれており、どこまで踏み込んでよいのか、見極める能力を有した方であると、私は感じております。

 意見交換の広場で、多くの方の反発を招いておられるのは、上述の、違法適法の議論や、医師の指導にどのように対処すべきなのかとの議論をせず、最後の対応方法だけを話しておられるからではないでしょうか?

 また、具体的な酒害活動については、私なら、現在進行形の話はネットにアップしません。過去完了形で相手の方に了承を得たものしかネット上では話をしないと思います。特別な場合として、どのように接すれば良いか迷ったような場合には、相談する意味で話をする可能性がありますが、...。

 今日も一歩前進、明日への一歩をご一緒です! (^o^)丿

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by jirou_ah | 2009-01-06 12:38 | 日記 | Comments(6)
Commented by モモコ♪ at 2009-01-06 13:29 x
あれ以上「酒害相談」の件を意見交換で~はちょっとなって思っていたので、こちらに話が移ってよかったです。

と言っても私もこれ以上は、ないんですけど(^^;


ターミナルケアに関しては、父のことでいろいろと調べたり、先生に聞いたりしましたが、病院によって本当に対応が様々でした。

父に、「お酒飲みたかったら、飲んでもいいんだよ」と、何の打ち合わせもなく、弟も私も言ったのですけど、本人の答えはNO!で、断酒会の人達とも誰とも会いたくないと、身内のみの面会にしか応じなくなりました。

まぁこの話は長くなるので、今度また別の場所に書きます。
Commented by DORA at 2009-01-06 13:37 x
禁煙の問題、考えさせられますね。
ワラシはヘビースモーカーなものですから、例会やミーティングの途中なんかに必ず1回は抜け出して、外で一服するんです。リラックスする目的もありますが、依存してるなあ、という意識は拭えません。
やっぱり依存症だ・・・酒を止めてんだから、煙草ぐらい吸わせてくれよってな感じで・・・なんだかんだ理由を付けてます。(-_-;

ホント、正解なんてないですよね。止めたいか止めたくないか、それだけだと思います。それ以上でもそれ以下でもないですよね。

あ、アルファ・・・からメール来てました。最終審査に入ったみたいですね。
ヨカッタです。これッてもう決まった様なもんですよネ?
そうでもないの?
出資してないのでエラそうな事は言えません・・・家に届くのを願うばかりです、ハイ。。。
Commented by jirou_ah at 2009-01-06 21:29
モモコ♪さん
またなが~い話も聞かせてくださいね! (^o^)丿

DORAさん
禁煙問題、自分で書いていて、そろそろ私も禁煙せねば後悔する時が近いと思ってしましました。(^^ゞ

ドリームブッククラブの件、第一関門を突破しただけで、最終審査もかなりの難関のようです。さて、吉と出るか、凶と出るか、今はじっと辛抱の時です!^_^;
Commented at 2009-01-06 21:39
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 無常新之助 at 2009-01-06 23:49 x
父がアル症で、最後は60歳で定年退職したその4月の第一週に入院。
完全な手遅れで、手術不可能の見解。
消化器内科での入院生活になしました。

まずTAEの拒否。
抗がん剤の使用拒否。

主治医の麻薬の父に対する処方を確認しましたが、全く、これでは効果不十分量でした。

僕はそこ部長(教授)に会いに行きました。
説明し、部長の麻薬使用の知識を探りました。
知識はほぼ無かったです。

そこで麻酔科教室部長に共観をお願い。
内科の部長は麻酔科の部長からの申し出に、渋々、共観を了解しました。

延命措置は無し。
ターミナルケアーのみ。

父は肺全体にも転移層があり、本人が煙草を希望したので、
僕は、一切、拒否しませんでした。

父は、6月の1週目に亡くなりました。

あこで意味の無い検査・治療を行い、
あの麻薬量を続けられていたら、父は苦しんで死んで行った事でしょう。
Commented by 二郎 at 2009-01-07 03:09 x
無常新之助さん
お父様の件、悔いなく見取ることが出来たのですね、良かったです!
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ネクタイアル中・回復の日記
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